会社と一緒にやっていきたい!

いままで同じ業界でキャリアを重ねてきましたが、今回の会社は違う分野での挑戦でした。面接でも、会社側から私の経験を活かしてほしいという気持ちが伝わってきて、その期待に応えようと思って入社しました。
会社に求められればそれに協力したいという気持ちがありましたし、会社と一緒に仕事をやっていきたいという思いがありました。率直に、頑張ろうと思いましたね。
不当解雇であることを即座に認識

会社でパワハラがあったんです。人間関係も薄くて、コミュニケーションもフォローもないんです。それで疲れてしまって、適応障害になり体調を崩していたところ、それを理由に解雇を言い渡されました。
前の職場で人事業務をやっていたので、解雇をするにも手順を踏まなくてはいけないことは分かっていました。だから、会社のやり方が杜撰で、手順がおかしいけど大丈夫なのかな?と、この出来事を客観的に見ることができたんです。理解はできないけど、あなたたちの判断は把握しました、という思いでした。
パートナーを探すイメージでした

不当解雇であることは分かっていたので、確実に和解金はとれると思っていました。それを請求するために、基準としてはパートナーを探すイメージでインターネット検索し、「みんなのユニオン」を見つけました。
弁護士も探したのですが、高圧的な人が多い中で、みんなのユニオンさんは対応が丁寧で、働いている人に寄り添うことを前提にしているのが良かったです。正直、和解金をもらえるのは当たり前だと思っているので個人的には解決したとは思っていません。1つの区切りがついた、という感じです。
やりたいことをできる仕事をする!

いまは和解金が出たことと、体調を崩したこともあって休んでいます。休んでいると、好きなことをやりたいな、と心に余裕が出てきて実際に取り組んでいます。今回のことで自分のやりたいことを改めて見直すことができて、やりたいことをできるような仕事に就けたら気持ち的にも、リラックスしながら生活ができるかなと思います。
団体交渉担当スタッフの声
今回は会社のせいで精神的に追い込まれ、追い打ちをかけるように解雇を言い渡されるというケースでした。
先方にはすぐ弁護士がついたため、団体交渉では最初に法的な根拠を明確にし、判例等も引用しながら主張を続けていきました。
最終的に解決金の金額部分で争うこともあったのですが、粘り強くこちらの主張を伝えた結果、その通りの対応をしてもらうことができました。
組合員さんも証拠等を揃えて送って下さるなど、冷静に対応をしていただき、それが解決に結びついたものだと思っています。