業務委託と正社員はどちらがいいの?それぞれの特徴を徹底解説!

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2020年10月1日以降の自己都合退職者は、失業手当の給付制限期間が短縮される変更があります。

業務委託と正社員ってどちらが自分に適しているのだろう?と考えた人もいることでしょう。業務委託と正社員は雇用形態がまったく違います。

そして各個人の性格にもより、業務委託があう人あわない人、正社員があう人あわない人がいます。それぞれの特徴や違いを知り、自分に最適といえる雇用形態を選択しましょう。

業務委託と正社員はどのような違いがあるの?

現在は正社員として働いているけど、将来的には独立して個人事業主としてやっていきたい、と考えている人もいるでしょう。

逆に現在は個人事業主としてやっているが、安定給を求め正社員への転換を考えている人もいます。

業務委託と正社員はどちらも一長一短がありどちらがよいとは一概には言えません。それぞれの違いや特徴を知り、自分に適した業務形態を選択しましょう。

契約形態は3種類ある

契約形態には「雇用契約」「派遣契約」「業務委託契約」3種類があります。

会社員として働くか、個人事業主として働くかはまずこれらの契約形態について知っておく必要があります。

その会社の正規従業員の雇用形態は「雇用契約」

正規の従業員として、その会社で働く場合の契約形態は「雇用契約」です。正社員をはじめ契約社員、パート、アルバイトなど全従業員は会社と雇用契約を締結します。

従業員は会社で決められたルールや時間に従い労働力を提供します。このとき雇い主には指揮命令権が発生し、従業員を指揮できるようになります。

雇い主と従業員の間には主従関係ができるため、従業員は雇い主の指示通りに業務を進行しなければなりません。これらの業務の対価として給与が支払われます。

派遣社員の雇用形態は「派遣契約」

仕事を斡旋してくれる派遣会社と派遣社員が実際に働く派遣先の会社が締結する契約が「派遣契約」です。こちらは従業員と会社が締結する契約ではなく、会社同士が締結する契約となります。

派遣社員になるにはまず派遣会社と雇用契約を締結します。その後派遣会社の指示により派遣先の会社へ勤務します。派遣後は派遣先の会社の指揮命令によって業務を進行していきます。

派遣社員は派遣先の会社と直接雇用契約を締結するのではなく、派遣会社と締結するのが正規の従業員との大きな違いです。

社員ではない会社外部の人間に業務を依頼する場合は「業務委託契約」

会社が社内業務の一部、または全部を他の企業や外部の個人に委託することを「業務委託」といい、その際に締結する契約を「業務委託契約」といいます。

雇用契約が「労働力」の対価として給与が支払われることに対して、業務委託契約は「仕事の成果」に対して報酬が支払われます。

つまり成果物ができなければ、何時間仕事をしても報酬は発生しません。

雇用契約の場合は時間で給料が発生しますが、業務委託契約の場合は成果物によって報酬が発生するのが大きな違いです。

実は「業務委託契約」という契約名称は法律上存在しない

転職サイトなどでよく目にする「業務委託契約」という言葉ですが、法律上の正式名称ではありません。この名称は「請負契約」、「委任契約」または「準委任契約」を総称して呼ばれている言葉です。

請負契約は成果物を依頼された相手に、納品することと引き換えに報酬をいただくという契約です。一方で委任契約、準委任契約は成果物の有無で報酬が支払われるのではなく、「業務を遂行した対価」として報酬が支払われる契約のことです。

委任契約の場合は弁護士や税理士など、法律を扱う業務に適用されます。そして準委任契約はテレホンアポインターや受付業務、美容師など、法律関係以外の業務に適用されます。

業務委託と正社員 実際働くのであればどっちがよい?

業務委託と正社員、働くのであればどちらがいいか迷ったことがある人も多いと思います。

安定した給料が欲しいなら正社員だけと、個人事業主として自分のちからでやっていきたいと思う人もいるでしょう。

そこで業務委託と正社員、それぞれのメリットとデメリットをご紹介いたします。

業務委託のメリット

業務委託として働く最大のメリットは、時間を自分でコントロールできることです。時間配分をしっかりと考えれば自分の時間を持つことができ、仕事と家庭の両方を充実させられます。

また働く場所にもこだわることができ、自分のお気に入りの空間で仕事ができます。また基本的には時間給でないため、仕事量によっては収入を一気に増やすこともできます。

自由な時間と場所で融通を聞かせることができるとても魅力的な働き方です。

業務委託のデメリット

業務委託のデメリットとしては、仕事が常に安定しないことが一番に挙げられるでしょう。先月まであった仕事が来月はない、ということも頻繁にあります。毎月毎月が仕事ゼロからのスタートと言っても過言ではないのです。

また労働基準法も適用されないため、休日などしっかり自分で管理して確保しなければなりません。また雇用契約では通常会社が代わりに行ってくれる保険料の支払いや確定申告なども自分で行う必要があります。

正社員のメリット

正社員の最大のメリットは安定した給与といえるでしょう。業務委託と違い会社に勤務していれば給与は保証され、仕事がなくなることは基本的にありません。

仕事と自分の時間をきっかり区切ることもでき、自由に使える時間も十分確保できます。また給料以外にも、ボーナスが支給される会社もあります。

そのため生活費の確保に関しては、業務委託ほどシビアではありません。また厚生年金や雇用保険、福利厚生など、会社の手厚い保障があることもメリットのひとつです。

正社員のデメリット

正社員はメリットがとても多いですが、一方でデメリットもあります。雇用契約は雇い主に指揮命令権が発生しており、雇い主と従業員の間には主従関係があります。そのため基本的に会社の決定事項には従わなければなりません。

例えば転勤を命じられた場合などは、よほどの理由がない限りその決定に従う必要があります。

海外に支社がある場合などは海外に転勤する可能性もあり、それがストレスになってしまうこともあります。

また給与に関してもほとんどの場合一律で、頑張ったからといって急に増えることも少ないです。さらに休日出勤や残業などで気が滅入ってしまうこともあります。

業務委託に向いている人、正社員に向いている人とは?

「業務委託」と「正社員」どちらも一長一短があり、どちらがよいかは人によってさまざまです。

そのため「どちらの形態で働いたほうがよいか」ではなく、自分の性格に適した方法を選択するのがベストです。

自分は「業務委託」として働くのが適しているのか、「正社員」として働くのが適しているのかをよく見極める必要があります。

業務委託に向いている人とは?

業務委託は仕事を取れるか取れないか、自分自身で行う営業の腕次第です。常に仕事は不安定で金銭的な心配事も後を絶ちません。

そのため「不安定さや困難をバネにできる人」が業務委託には向いているといえます。

「不安定さや逆境を糧にできる」「まるでゲームのステータスを更新するかのように楽しんで仕事を取ってくる」ということができるような人は業務委託で成功する可能性が高いといえます。

また自己管理能力がしっかりしている人も業務委託には向いているといえます。セルフマネジメントともいい、自分の生活態度や体調管理、メンタルや感情コントロールなどうまく抑制、管理できる能力です。

これらができる人は、時間をコントロールされる会社員とは逆に、自分で自由な時間を作り出すことができます。そのため仕事も家庭も非常に充実した生活が送れるようになります。

「どんどん仕事がしたい」「稼ぎたい」という人は業務委託で自分の可能性にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

正社員に向いている人とは?

業務委託が仕事や金銭的に不安定なのに対し、正社員は常に安定した給与をもらい続けることができます。そのため金銭的な不安は少なく、業務に専念できるといえます。

正社員に向いている人は、「まず安定した生活が第一」と考える人です。安定した生活や給与を求める人から見ると「不安定さ」はストレス以外のなにものでもありません。そのため業務委託では不安で不安でしかたがなくなります。

また企業内の仕事で結果を残したい人や、チーム内で功績をたたえられたい人、頑張った過程を認めてもらいたい人などは正社員に向いているといえます。

お金の話抜きに会社に貢献することができる人、業務にのみ専念できる人などは、その企業でまたたく間に成長していけるはずです。

また人とのコミュニケーションが得意な人や上司の指示、命令を柔軟に聞き入れることができる人なども、会社内でうまくやっていける可能性は高いです。

そのようなタイプの人はひとりでコツコツ仕事するよりも、むしろ大勢の中で仕事をしたほうが自分の能力を発揮できるタイプといえます。

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