※団体交渉権は、憲法上28条によって保障された労働者の権利であり、使用者はこれに誠実に応じる義務があります。団体交渉を不当に拒否することは、不当労働行為(労働組合法7条)として、損害賠償の対象となります。また、団体交渉及び団体行動は、法律上の保護を受けており、刑事責任と民事責任を問うことができません(労働組合法1条、8条)。
トラブルの内容
相手 | 業種 | #医療#福祉 |
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名称 | FKドラッグストアセサミ | |
住所 | #北海道 苫前郡羽幌町 | |
代表 | 福井 俊之 | |
事件 | 主張 | #不当失業#不当解雇 |
種類 | #医療#福祉 | |
詳細 | パート |
【組合員からの相談内容】
「有休を使って精神科に通院したい」と店長に申し出たところ、数日後「あなたの体のことを考えて、そんなに気になるなら解雇します」と言われ解雇になった。勤務の継続を申し出たがもうダメだと言われた。
【ユニオンの主張】
期間の定めのない契約中の解雇は、客観的に合理的と認められ社会通念上相当として是認することができるものであることが必要です。しかし、本件の解雇は要件を満たすものとはいえず、労働契約法16条に違反し無効です。そのため、団体交渉を申し込んだものです。